「グロースハック完全読本」まとめ

「グロースハック完全読本」を読了したので内容をざっくりまとめてみました。

感想


第一部

第1章 グロースチームを結成する

縦割り型組織の場合に部門を跨いでの知識共有がされないので横断的な組織にするとよい。

メンバ構成

第2章 プロダクトの渇望度を測る

マストハブなプロダクトには必ずアハ・モーメントがある。
アハ・モーメントはコアユーザを分析し、コアユーザの共通項を探す。
(例えば、特定の機能を利用したユーザはコアユーザになりやすいのであればその機能を利用した瞬間がアハ・モーメント)

また、マストハブに到達したかどうかはマストハブ・サーベイを行う

Q.もし明日このプロダクトがなくなったら、どれぐらいがっかりしますか?
- すごくがっかりする
- 少しがっかりする
- がっかりしない(あまり役になってない)
- 該当しない(すでに利用していない)

(省略)

マストハブに到達していない場合は、以下を続けていく

第3章 成長のレバーをつかむ

成長する為の重要な指標を検討する。
検討にあたり「基礎的グロース方程式」を定義する方法がある。
(基礎的グロース方程式とは成長を促す主要因をすべて含むシンプルな数式)

例として

総取引数量の成長 = 出品中のセラー数 * 出品数 * バイヤー数 * 成約数

指標ができたらレポートを作成して可視化を行う

可視化することでチームの意識を指標に向けることができる

第4章 高速で実験を繰り返す

データ分析・洞察収集

アイディア生成

実験の優先順位付け

実験

グロースミーティング

時間 内容
15分 指標のレビューと重点領域のアップデート
10分 前週の実験レビュー
15分 実験結果から得られた学びの共有
15分 次のグロースサイクルに向けた実験の選定
5分 アイディア・パイプラインの増減チェック

注意事項

  • 週次で行う。
  • ブレーンストーミングの場にしてはいけない。
  • アイディア出しが必要な場合は別に場を設ける。

第二部

第5章 獲得をハックする

第6章 活性化をハックする

第7章 維持をハックする

初期

新規ユーザにコアバリューを早く体験させる

  1. 顧客の維持率の指標を決める
    • コホートの定義、分析 (顧客の獲得時期で分けるなど)
  2. 顧客調査し、実験する

中期

プロダクトの利用を習慣化させる

長期

収益化をハックする

  1. パーチェスファネル(収益化に重要なフロー)を特定する
  2. ピンチポイント(収益化の取りこぼしが多い場所)を特定する
  3. コホートごとに分析(高収益と低収益のコホート)
  4. 各コホートがどのような改善を望んでいるかアンケート